流域学習コンテンツ

たとえば、武蔵野台地を流下して多摩川に合流する谷沢川と、
台地の下を流れる丸子川の流域は、対策強化流域のひとつです。
武蔵野台地の際(きわ)に連なる高低差20m程度の国分寺崖線沿いには、
貴重な湧き水や斜面樹林が残っています。
その一方で、流域の市街化に伴って、
台風や集中豪雨による浸水被害が発生しています。
そのため、「谷沢川・丸子川流域豪雨対策計画」にもとづき、
下水道整備とあわせて、雨水の流出を抑制するための流域対策(雨水を貯留・浸透させる施設の設置)が進められています。