模型づくりの準備

Rain レインガーデンの模型を作って、どのような庭づくりの工夫をすれば、
敷地に降った雨を下水道に流さずに地中にしみ込ませたり
貯めたりできるか、模型で表現してみましょう。
緑・土や貯留・浸透のための設備をうまくをうまく活用して、
できるだけ雨を流さない庭を作りましょう。


まずは素材を揃えましょう

しみ込まない素材はスチレンボード、しみ込む素材はスポンジなどで表現します。

  • 1

    雨どい

    屋根から雨を集める経路は
    ストローを屋根からぶら下げて
    水が流れるように。

  • 2

    雨水タンク

    ラムネケースなどで
    表現します。雨どいで集めた
    水をためることができます。

  • 3

    浸透ます

    より吸水性の高いスポンジを
    使います。土壌の中により
    早く水をしみ込ませることが
    できます。

  • 4

    植栽

    水をしみ込ませ貯められる
    スポンジで植栽を表現します。
    樹木は樹木自体でも
    水を溜められます。

  • 5

    池はボンドで水面をつくり
    ながら、水が少し貯められる
    ように囲いをつくります。
    まわりに植栽(スポンジ)も
    組み合わせてビオトープの
    ような池にしてみましょう。

  • 6

    砂利

    砂利は水のたまった池よりも
    雨水をためられる可能性が
    あります。
    囲いのなかに砂利を詰めて。

  • 7

    コンクリート

    水がしみ込まない
    コンクリートやアスファルト
    は、スチレンボードで。

  • 8

    土は地表や屋根などから
    集めた水を導いてしみ込ませる
    ために、スポンジで。

  • 9

    浸透目地

    隙間で水を地中にしみ込ませる
    ための線状の環境をスポンジで
    表現します。駐車場や敷地の
    道路との境界部分に設けると
    有効です。

  • 10

    階段

    家に上がるための階段は
    スチレンボードを
    重ね合わせて。


完成したらどうするの?

模型を作った後は、雨をふらせて、
どれくらい雨が流れない庭が作れたか確認します。
水がしみ込まない素材でコンクリートなどの地表や
建物の表面、タンクなどをつくります。
水がしみ込みやすい素材で、土や植栽をつくり、
しみ込みやすさの違いに応じて
雨水を地中に浸透をさせる設備や環境を表現します。